概要

代数幾何学の標準的教科書として名高い R.Hartshorne “Algebraic Geometry”の演習問題への解答です.

5割程度の問題にしか解答は付けていませんが,書いてある解答は詳細です. 厳密さへの自信は,完全とは言えませんが,そこそこあります.

ノートを読むために

以下のノートに於いて,「教科書」と言えば R.Hartshorne “Algebraic Geometry” のことです.

また,”::”という記号は”be a(n)”のような意味で用いています. 例えば”$X$ :: finite set”は”$X$ is a finite set”あるいは”Let $X$ be a finite set”を意味します.

第1章 “Varieties”

section # section title PDFファイル
1 Affine Varieties Github
2 Projective Varieties Github
3 Morphisms Github
4 Rational Maps Github
5 Nonsingular Varieties Github
6 Nonsingular Curves Github
7 Intersection of Projective Varieties Github
  • 演習問題4.9の解答は ここ に別ファイルで置いてあります.
  • section 4の内容についてのノートは ここ に.主に行間を埋めています.
  • section 7に関連して,affine spaceの曲線の交点に関する補題を述べたノートが これ
  • どこかで「位相空間$X$の部分集合$S$が閉集合であることは, $X$の任意の開集合$U$について$U \cap S$が$U$の閉集合であることと同値」という命題を使っていたので, 同期と共に頑張って証明した痕. 後日,めちゃくちゃ簡単な証明を見つけたので,こちらも併記している.

第2章

section # section title PDFファイル
1 Sheaves Github
2 Schemes Github
3 First Properties of Schemes Github
4 Separated and Proper Morphisms Github
5 Sheaves of Modules Github
6 Divisors Github
7 Projective Morphisms Github
8 Differentials Github
  • section 3の内容についてのノートは ここ に. “finite type”などの定義が読みにくかったので自分なりに書き直したものです.
  • section 7の内容についてのノートは ここ に. 教科書の定義に行間があるので書き直したり,各種対応関係を整理しています.
  • 「局所環付き空間の射の合成が局所環付き空間の射になる」ことってあんまり自明じゃないな, と思ったので丁寧に証明したノートが これ

第3章

section 2 “Cohomology of Sheaves”についてだけ,数問解答を書きました. ここにあります.

第4章以降

解答を作成していません. Githubで”Hartshorne”と検索すると解答が見つかることがあります.

その他(便利なリンク)

七条彰紀のノート 2020 shitijyou-a
https://github.com/shitijyou-a/shitijyou-a.github.io
programming pages theme v0.5.21 (https://github.com/pixeldroid/programming-pages)